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2016年12月15日 (木)
今晩のワールドビジネスサテライト(テレビ東京:午後11時から)に出演します(編集される可能性がありますが、かなり長時間の録画でした)。
直前のお知らせになって恐縮ですが、テレビ東京とは「国会審議の目途が経ってから」という約束だったため、午前中の自民党本部での財務金融部会の様子と室内でのインタビューの収録が先ほど終わったところです。
テーマは「NISA」に的を絞りました。NISAと積立NISAの使い方といった制度の説明にとどまらず、「健全な形で『貯蓄から投資へ』という資金の流れを作るにはどうするべきなのか。金融リテラシーの向上の必要性」など様々な論点でお話をしています。是非、ご覧ください。
参議院議員 中西けんじ(神奈川県選出)
2016年09月17日 (土)
「投信の販売額と販売手数料は右肩上がり。それなのに残高は増えていない。これは、手数料稼ぎの『回転売買』が行なわれている証拠である」
と問題点を指摘し続けてきました。
このグラフから明らかなように、今年に入って保有期間の長期化が急速に進んだ背景には、批判を受けた金融庁が監視姿勢を強めたことが挙げられます。
規制を強めれば良いというものではありませんが、消費者保護という観点から「顧客本位の営業姿勢」の浸透に向けてさらに踏み込むべきだと思います。
ちなみに、NISAに関しては「期間制限のない恒久的な制度とし、普通の投資と同じように使えるなど簡素化するべき」だとして問題提起をしています。
NISAの期間制限は撤廃を
2016年02月13日 (土)
2月13日(土)、春を感じさせる暖かさの中、国政報告会を行いました。お忙しいなか、大変多くの方にご来場いただきましたこと、改めて感謝申し上げます。
めまぐるしく政治情勢が変化する中、私自身も自民党から次期参議院議員選挙の推薦候補予定者として発表されました。
今回は、その経緯を踏まえて、今後の政治活動方針について説明させていただきました。
私は、これまで167回に及ぶ国会質問を行なって参りました。この質問回数は、6年間の議員活動としてはずば抜けて多いと自負しておりますが、決して反対のための反対は行っておりません。
常に「こうしたらもっと良くなるのではないか」という前向きな政策提言を心がけてまいりました。その中には、大規模金融緩和の実現やNISAの拡充など、現実の政策として採用されたものもあります。
ただ、野党の少数会派から行う政策提言は、野球に例えると外野スタンドから送るアドバイスのようなもので、大きな声にかき消されることも少なくありませんでした。
政治家として、いかに課題と向き合うべきかを自問自答するなか、自分の政治の原点は「日本の将来に誰もが期待を持てるようにすること」である、との想いを強く自覚するようになりました。
15年余りデフレという病に侵された「失われた20年」と安倍政権の3年間を比べれば、この3年間のほうが、日本という国に希望を持てたのではないでしょうか。
たとえば2025年問題というものがあります。これは、2025年に団塊の世代の方の多くが75歳を迎え、医療、介護、年金などの社会保障費が大幅に増加するというものです。
これに対処するためにはあと10年弱の猶予しかありませんが、そのための財源を作るためには税収をあげないといけません。論者によりアベノミクスの評価は様々ではありますが、安倍政権が着実に税収を伸ばしていることは評価すべきではないでしょうか。
「日本は成長しない」という意見を耳にすることもあります。確かに、日本は「課題先進国」と言われるほど課題が山積みです。
しかし、日本には課題を克服出来るだけの科学技術があります。それを活かせる優秀で勤勉な国民性があります。むしろ、今の日本には、課題を克服するノウハウをビジネスチャンスに変えていく成長戦略こそ、求められているのではないでしょうか。
たとえば、我々の先人は、1970年代のオイルショックによる不況を経験しましたが、これをきっかけに省エネ性能の向上にも努めました。その技術が、1980年代に自動車の環境規制を強めたアメリカにおいて、日本車を普及させる基盤となりました。
1980年代後半、当時アメリカにいた私は、アメリカ市場を席巻して走る日本の自動車を見て、「なんてカッコいいんだ」と胸を熱くしたことをよく覚えています。
現代の日本に照らして考えると、少子高齢化による生産年齢人口の減少、これに伴う労働力の不足、介護の担い手不足といった問題が山積しています。
しかし、そんな状況であるからこそ、人工知能の開発に取り組み、複雑な業務の機械化を進め、介護分野では介護ロボットの普及・開発に取り組むなど、生産性の向上に取り組む土壌が整っているといえるのではないでしょうか。
そして、そこで培ったノウハウを世界に広げていくことができるのではないでしょうか。
政治の大きな役割の中に、弱い人に手を差し伸べる社会保障があります。しかし、そのためには財源が必要となります。
とりわけ、2025年問題を目前に控え、社会保障費の増大が予想されるなか、今まで以上の財源を確保しなければ、今の社会保障の水準を維持できないことは明らかです。この財源を確保するためには、経済を成長させて、その果実を社会保障に充てることが必要です。
成長と分配の両方を行うためには、成長戦略を再点検し、強化していくことが必要です。間違っても「失われた20年」に逆戻りさせることはあってはなりません。
日本の将来に誰もが期待を持てる社会を築けるように取り組んで参りたい。
この決意で、今後の政治活動に取り組んで参る所存です。
参議院議員 中西けんじ(神奈川県選出)
2015年12月21日 (月)
本日は金沢文庫駅です。
朝4時半起きでの新しい週のスタートです。
最近の景気動向から政府は「貯蓄から投資へ」の流れを作りたいようですが、2014年から導入されたのがNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)です。
銀行・証券会社などで少額投資非課税口座を開設して、口座内で上場有価証券や投資信託等を購入すると、その値上がり益や配当が非課税(非課税期間は5年間、上限100万円)となります。
この制度、平成28年度より非課税枠が120万円に拡充され、0歳から19歳の未成年者専用のNISA口座(ジュニアNISA)の創設が開始されます。
私は従来よりこの制度について注目し、長期投資を促すことから非課税枠の拡充(300万円まで)や期間の撤廃を訴えてきました。
麻生財務大臣とは参議院財政金融委員会で何度も議論を重ね、同じ視点に立っていると感じたため、これまで改正を強く要望しています。
今後も従来の概念に縛られない、経済成長を促す改革派として仕事をして参ります。
こちらも併せてご覧ください。
http://nakanishikenji.jp/?s=NISA
参議院議員 中西けんじ(神奈川県選出)
2015年03月30日 (月)
■11:30~11:45
■14:40~14:50
時間は前後する可能性がございます。
お気をつけ下さい。
ジュニアNISAについて
租税特別措置について
その他の税制について
関税法について
麻生 財務大臣・金融担当大臣ほか政府参考人へ質します。
NHK中継はございませんので、是非、以下の参議院ホームページよりご覧ください。
(終了後もご覧いただけます)
2010年08月23日 (月)
「みんなが将来に希望を持てる国にする」
これは2人の子どもをもつ父親、つまりわたしが政治家になることを志した時に誓った言葉です。
わたしが大学を卒業したのは、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」などと日本全体が強烈な熱気につつまれていた昭和63年です。出張先のニューヨークの街で、排気ガスをまき散らしながら走る図体のデカいアメリカの車に交じって、スマートでクリーンな日産やホンダの車が颯爽と走り、ウォークマンの黄色いヘッドフォンをつけた人が大勢歩いているのを誇らしい気持ちで見ていました。
ところが株価が史上最高値から下げに転ずると、世の中の雰囲気がだんだんとおかしくなりました。「こんなはずはない」と色々と努力をするのですが、うまくいきません。やがて「日本はもう成長しない」「日本の時代は終わった」などと、ちょっとニヒルに語る人たちが現れました。
本当にそうなのでしょうか?
「日本はこんなものじゃない」という強いメッセージを発信し正しい経済政策を行なえば、優秀な科学技術とすそ野の広い企業群、真面目で勤勉な国民が活躍する国が眠りについてしまうことなどあり得ない。そう信じてビジネスの世界から政界に転じました。
それから14年。「就職氷河期」などという言葉をなくすために大規模な金融緩和を積極的に推進し、さらには安心して老後を過ごしていただくための配偶者居住権を新設するなど、様々な政策の実現に取り組んできました。
また、堅実な長期投資による資産形成を後押しするために、自民党の財務金融部会長としてNISAの抜本的な改革と大幅な拡大に奔走し実現しました。「使いやすい制度になった」とメディアなどでも大きく取り上げられたので、「NISAって何?」という方は、もうほとんどいないと思います。
皆さんの暮らしをより良いものにするために、長年取り組んでいるのが「賃上げ」です。「過去最高益を叩きだした企業の労働組合が、ベアの要求を見送るとは何事か!」と国会で労使双方に苦言を呈したのは2016年でした。
わが国は自由主義国家ですので、私企業の賃金に政府が直接口を挟むことは出来ません。しかし、税制面からの後押しをすると共に、「従業員の権利を代弁する取締役を置くことを定めるべきである」と言った提言を行なっています。
医療、介護、年金、子育て環境の充実のためには財源が必要です。団塊の世代の皆さんが75歳となり社会保障費が増大する「2025年問題」に的確に対応するためには、経済がしっかりとしていなければいけません。社会のデジタル化は待ったなし。仕事を効率化するだけではなく、様々な制約によって活躍の場が限られてしまっていた人たちに、大きな可能性を開く道具としてしっかりと活用すべきです。
わたしは日本という国の可能性を信じて挑戦し続けます。
中西 健治
生年月日 | 昭和39年1月生まれ |
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血液型 | B型 |
趣味 |
ランニング・水泳(鉄人レース出場) 書道(産経国際書展 入選) 硬筆七段 |
好きな言葉 | いつだって挑戦者 |
楽しみ | 焼き鳥・孫と遊ぶこと |
長所・短所 | (長所)何事にも一生懸命 (短所)ときにやり過ぎる |
家族 | 妻、長女、次女、孫3人 |
昭和63年3月 | 東京大学法学部 卒業 |
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昭和63年4月 | JPモルガン証券会社 入社 |
平成18年6月 | 同社 取締役副社長 |
平成21年7月 | 同社 退社 |
平成22年7月 | 参議院議員選挙(神奈川選挙区)にて当選 |
平成28年7月 | 参議院議員選挙(神奈川選挙区)にて再選 |
令和3年10月 | 衆議院議員選挙(神奈川3区)にて当選 |
令和6年10月 | 衆議院議員選挙(神奈川3区)にて再選 |
<過去の主な役職> | |
参議院 | 財政金融委員長 |
自由民主党 | 行政改革推進本部 副本部長 |
同 | 副幹事長 |
同 | 法務部会長、財務金融部会長 |
行政府 | 財務副大臣 |
<現在> | |
衆議院決算行政監視委員会 筆頭理事 衆議院憲法審査会 委員 衆議院政治改革に関する特別委員会 委員 自由民主党 国会対策委員会 副委員長 自由民主党 税制調査会 幹事 |