中西けんじの神奈川県下での地元の活動の様子を、写真を中心に掲載しております。
2016年06月07日 (火)
世界的な玩具コレクターの北原照久氏との対談の模様は、すでにビラやメルマガなどでご覧になった方も多いかと思われます。ただ、スペースの問題で、写真をあまりご覧いただけていなかったので改めてホームページにも掲載させていただきます。
「リーダーとは希望を配る人」
(中西)七年前に初めてお会いした時から、すぐに波長が合いましたね。
(北原)僕は、やりたいことに向かっていく過程自体が楽しいんですよ。
(中西)わたしは、可能性を信じて挑戦することを大事にしています。二人とも、「人事を尽くして天命を待つ」タイプですね。結果の評価は、うつろいやすいものです。
(北原)それと明るさ。ナポレオン曰く「リーダーとは希望を配る人」。神様は、人間だけに言葉と音楽それに笑いを与えました。
(中西)明るさだったら負けません。ジョークはすべりますが(笑)。
(北原)アラジンの魔法のランプって、実は「いつも良いことを願っていなさい」という自分の意識の持ち方を説いた童話なんですよ。
(中西)東洋医学でいう「病は気から」とも共通する考え方ですね。
視点を変えるとちがう世界がみえる
(北原)さらにいえば、「ああ、そういう考え方もあるんだ」っていうユニークな視点。陸から見た海の景色と、サーフボードで30m沖に出て見た陸の景色は全然ちがうでしょ。中西さんが世界的な金融機関で身につけた国際感覚に、期待するところ大だな。
(中西)JPモルガンの社員の多様性はすごかったですから、とても良い経験になりました。ところで、このコレクションは、世界中から集めたものですね?
(北原)ええ。ただ、良いものを集めたら九割がメードインジャパン。世界中のコレクターの狙いも同じ。サザビーズのオークションの値段をみたらビックリしますよ。日本人の勤勉さとかモノ作りの能力の素晴らしさの結晶です。
(中西)課題先進国といわれますが、日本にはそれを克服するべースがありますよね。先人たちのように、「新たなモデルを世界に示すんだ」という気概を持つ。国会の審議では、一歩前に進むための提言をすることを心がけています。
未来を見すえて
(北原)実は「こういうコレクションのミュージアムが、ビジネスとして成り立っているのは奇跡だ」と言われていましてね。
(中西)一切売らないとお聞きしましたが。
(北原)はい。ただひたすら集めて、モノに感謝をして大事にしていたら、いろんな人が集まってきて、、、「トイ・ストーリー」の監督は、「横浜のミュージアムからイメージが生まれた」といっていました。「モノの恩返し」ですね。
(中西)駅頭で政策を訴えている時に、足早にホームに向かうみなさんが声をかけてくださるんで、ものすごく勇気づけられます。この期待に応えて国政の場でしっかりとはたらくことが、「わたしの恩返し」です。
(北原)毎朝でしょ。すごいな。「体は食べ物で。心は聞いた言葉で。未来は話した言葉で作られる」。つまり未来の希望を、きちんと言葉として語っているんですね。
(中西)政治家は「有言実行」。しっかりと未来を見すえて発信していこうと思います。どうも有り難うございました。
中西けんじ(参議院議員、神奈川県選出)