2016年06月11日 (土)
2016年06月11日 (土)
2016年06月10日 (金)
2016年06月09日 (木)
2016年06月08日 (水)
2016年06月07日 (火)
世界的な玩具コレクターの北原照久氏との対談の模様は、すでにビラやメルマガなどでご覧になった方も多いかと思われます。ただ、スペースの問題で、写真をあまりご覧いただけていなかったので改めてホームページにも掲載させていただきます。
「リーダーとは希望を配る人」
(中西)七年前に初めてお会いした時から、すぐに波長が合いましたね。
(北原)僕は、やりたいことに向かっていく過程自体が楽しいんですよ。
(中西)わたしは、可能性を信じて挑戦することを大事にしています。二人とも、「人事を尽くして天命を待つ」タイプですね。結果の評価は、うつろいやすいものです。
(北原)それと明るさ。ナポレオン曰く「リーダーとは希望を配る人」。神様は、人間だけに言葉と音楽それに笑いを与えました。
(中西)明るさだったら負けません。ジョークはすべりますが(笑)。
(北原)アラジンの魔法のランプって、実は「いつも良いことを願っていなさい」という自分の意識の持ち方を説いた童話なんですよ。
(中西)東洋医学でいう「病は気から」とも共通する考え方ですね。
視点を変えるとちがう世界がみえる
(北原)さらにいえば、「ああ、そういう考え方もあるんだ」っていうユニークな視点。陸から見た海の景色と、サーフボードで30m沖に出て見た陸の景色は全然ちがうでしょ。中西さんが世界的な金融機関で身につけた国際感覚に、期待するところ大だな。
(中西)JPモルガンの社員の多様性はすごかったですから、とても良い経験になりました。ところで、このコレクションは、世界中から集めたものですね?
(北原)ええ。ただ、良いものを集めたら九割がメードインジャパン。世界中のコレクターの狙いも同じ。サザビーズのオークションの値段をみたらビックリしますよ。日本人の勤勉さとかモノ作りの能力の素晴らしさの結晶です。
(中西)課題先進国といわれますが、日本にはそれを克服するべースがありますよね。先人たちのように、「新たなモデルを世界に示すんだ」という気概を持つ。国会の審議では、一歩前に進むための提言をすることを心がけています。
未来を見すえて
(北原)実は「こういうコレクションのミュージアムが、ビジネスとして成り立っているのは奇跡だ」と言われていましてね。
(中西)一切売らないとお聞きしましたが。
(北原)はい。ただひたすら集めて、モノに感謝をして大事にしていたら、いろんな人が集まってきて、、、「トイ・ストーリー」の監督は、「横浜のミュージアムからイメージが生まれた」といっていました。「モノの恩返し」ですね。
(中西)駅頭で政策を訴えている時に、足早にホームに向かうみなさんが声をかけてくださるんで、ものすごく勇気づけられます。この期待に応えて国政の場でしっかりとはたらくことが、「わたしの恩返し」です。
(北原)毎朝でしょ。すごいな。「体は食べ物で。心は聞いた言葉で。未来は話した言葉で作られる」。つまり未来の希望を、きちんと言葉として語っているんですね。
(中西)政治家は「有言実行」。しっかりと未来を見すえて発信していこうと思います。どうも有り難うございました。
中西けんじ(参議院議員、神奈川県選出)
2016年06月06日 (月)
2016年06月05日 (日)
2016年06月04日 (土)
2016年06月03日 (金)
7月10日に予定されている参議院選挙で、初めて選挙権を行使することになる皆さんにお集まりいただきました。
ご出席いただいた方同士がいずれも初対面ということもあり、最初は緊張気味・遠慮気味だったのですが、時間が経つにつれて率直なご意見をうかがうことができました。こちらがドキッとするようなものも、、、
痛感したのは、「政治が身近なものではない」ということです。
「遠くにいた政治が、突然そばにやってきたという感じです」
「はっきりいって政治って何だっけですね」
「テストに出るんで、国会や政府の仕組みは丸暗記しました(笑)」
「通学の時に街頭活動を見かけても、学校の中に入ると記憶から消えています」
「学校の中は、政治的無菌状態というか政治は存在しないものですね」
「政策に関してはどうですか?」とお聞きしたところ、ほとんど全員から「はて?何でしょうって感じです」という答えがかえってきました。
そこで少し具体的に説明をすると、
「就職にものすごく影響するんで、景気動向は気になります」
「奨学金とか年金の問題には関心があります」
と言うところまではたどり着くのですが、
「ただ、政治と経済政策とがダイレクトには結びついていません」
「具体的に選挙とどうつながっているのか、ピンと来なくて、、」
「やっぱり政治って何?になっちゃいます」
その結果かもしれませんが、「『僕らが選んじゃっていいんですか』っていう戸惑いがあります」「分かっていないのに投票して、変な人を選んだらまずいですよね」という方もいらっしゃいました。
若者の投票率が低いことに関しては、「無関心」といった批判的な意見が多いですが、実は「真剣に考えると投票できない」という視点も必要なのかもしれません。
ただ、「分からない」「身近ではない」といいながらも、
「スキャンダルの審議の印象が強すぎて、『これって政治家の仕事なの?』と思うことがあります」
「真面目に政治に取り組んでいますは、ニュースじゃないんでしょうね」
「クラス討論会だったら、先生から『ただの揚げ足取り』ってストップがかかりますよ」
「両極端の主張をする人が大きな声を出しているという印象があります。中道の人たちは黙っているし、街頭にも出てこないですよね」
「ダメだ!反対だ!というのなら、対案は?って聞きたくなります」
と、政治のあり方に関するするどい指摘が続きました。最近はディベートを授業に取り入れている学校が増えたので、「正しい討論のやり方」に関しては若い人の方が理解が深いかもしれません。
これまで政治とは無縁の生活をしてきたみなさんが、突然「あなたには選挙権があります。きちんと考えましょう」と大量の情報にさらされる状態になったことに対して
「膨大な量の情報に振り回されるのが怖いですね」
「ウソであっても、大量に流されると『「そんなものかな』と思ってしまうかもしれません」
「自分自身の基準がまだ明確じゃないんで、情報の取捨選択が難しいですね」
と戸惑いながらも、きちんと危機意識を持っていることには逆に頼もしさを感じました。
「政治」という大きなテーマに関して、自由に発言をしていただいたので結論めいたものはありませんでしたが、最後に
「ただ、自分の一票が生きてほしいとは考えます」
という発言をお聞きできました。
私からは、
「世の中で起きていることは、すべて政治とつながっています。みなさんの一票は重要です。投票をしないということは、『ほかの人の判断にお任せします』ということになりかねません。是非投票所に足を運んでください」
と申し上げました。
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