独禁・競争政策で最も重要なのは、「その企業の行動によって、消費者が不利益をこうむるのか?」という点です。
たとえば今回の争点は、本来「アマゾンが、優越的地位を乱用して消費者に値上げを押しつけたのか?」であるはずです。
 
デジタル化の進展などにより競争環境が激変している中、この「消費者の幸福」以外の基準を持ち出すのは避けるべきだと思われます。

独禁法違反アマゾン2
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