2017年02月10日 (金)
不動産融資の急増の背景には、「金融機関の担保主義(目利き能力の低下)」「税制のゆがみと土地信仰」「家賃保証の持続可能性懸念」「不良債権の増加懸念」など様々な問題が潜んでおり、国会でも再三取り上げてきました。
さらに懸念しているのは、住宅の「再建築率」が低下を続けている事です。
直近(2014年)では、わずかに9.1%。古くなった家と周囲のインフラが放置され、農地や空き地に新しい住宅が建っていく姿は、あたかも「焼畑農業」です。空き家が増える中で、新たな生活インフラを作る事は大きな財政負担となりかねません。
中古住宅市場活性化に向けて、提言を行なっていきます。
不動産向け融資 最高 昨年度、バブル期超え 地銀・信金けん引、円安・規制緩和で(日本経済新聞)
参議院議員 中西けんじ(神奈川県選出)