中西けんじの神奈川県下での地元の活動の様子を、写真を中心に掲載しております。
2015年12月18日 (金)
本日は港南台駅にて朝の街頭活動を行いました。
昨日までは朝の冷え込みもそれほどでもありませんでしたが、本日は一気に冷え込んだようです。
前回、日本郵政の上場についてお伝えしましたが、もう一点、昨年プロが指摘したお話をさせていただきます。
日本郵政は12.4兆円の純資産を保有し(政府保有の株式)、その内の11兆円がゆうちょ銀行に存在していました。
先日上場して政府は株式を売却したわけですが、当時私が試算したゆうちょ銀行の売却の見込額が2.2兆円にしかならないというものでした。
これは株価収益率(PER)という数値を元に算定した価格です。
つまり11兆円のうち8.8兆円が消えてしまうという計算になります。
そこで私は以下の提案をいたしました。
一つはゆうちょ銀行から、資金を国庫に返納させることです。
11兆円の純資産のうち、5兆円を国庫に戻し、純資産を6兆円に減らす(減資)、そこから売却しても株式の時価総額は2.2兆円のままです。
5兆円を減資しても、ゆうちょ銀行の安定性には全く問題がありません。
6兆円が2.2兆円に化けるなら損失は3.8兆円、先に触れた8.8兆円の消失に比べれば傷が浅くなります。
国民の貴重な資産である政府保有株の価値の減少を、最小限にとどめる提案でした。
この指摘は日本郵政の関係者に緊張を与え、民間企業としての真っ当な経営戦略を提示したことで、スリム化した上場へとつながりました。
詳細はこちらをご覧ください。↓
http://nakanishikenji.jp/blog/13544
参議院議員 中西けんじ(神奈川県選出)