中西けんじの神奈川県下での地元の活動の様子を、写真を中心に掲載しております。
2022年04月26日 (火)
「事件は会議室ではなく現場で起きているんだ」とは「踊る大捜査線」の有名なセリフですが、環境問題も現場の皆さんの大変な努力なくしては解決が難しいことを改めて実感しました。
食品廃棄物もペットボトルも、もはや「おカネを払って引き取ってもらうゴミ」の仲間ではなく立派な資源(価値のあるもの)であることを再認識しました。ペットボトルは非常に便利なものですが、我々消費者も「分別して出すまでがペットボトルの正しい使い方である」と、しっかり認識して実行するべきだと思います。
また、同じゴミでありながら「誰が出したか(事業者か?)」によって処理のルールが異なり、極めて厳格な措置が求められるというのも、再資源化の時代にはそぐわなくなってきているかもしれません。さらには、資源化できるゴミまでも、税金を投入して安値で引き取り焼却してしまっている慣行は見直す必要があると思われます。
<食品廃棄物リサイクル>
微生物の働きで、食品廃棄物からバイオガスを発生させ(メタン発酵)た再生エネルギーによって、この工場だけで年間約1100万キロワットh(一般家庭の約3000世帯分)の発電を行なっています。
<ペットボトル・リサイクル>
非常に高度な技術をベースに、徹底した異物除去対策を行ない、ラベル、キャップまで含めて資源化することにより、リサイクルの輪を見事につないでいる姿に感銘を受けました。