今朝の武蔵溝ノ口駅では「働き方改革」をとり上げました。働き方の改革は、法律や制度を整えていくことももちろん大切ですが、「会社や働き手が当たり前だと思っていること」を変えていく意識改革も極めて重要です。
たとえば、「長い時間会社にいることが当たり前」という「当たり前」にチャレンジする必要があります。神奈川県は日本一睡眠時間が短く、日本一通勤時間が長い県です(総務省調査)。通勤時間の短縮は地理的条件もあり難問ですが、会社にいる時間が短くなり帰宅が早くなれば、睡眠時間が確保でき、働きながら子育てや介護をすることができます。
政府が公表した「非正規の格差是正のためのガイドライン」には、「実効性が確保されていない」との批判がなされていますが、「非正規であっても格差をつけて良い訳ではない」という意識改革をうながす重要な一歩です。「季節を問わず背広にはネクタイが当たり前」という常識は、クールビズの普及によって当たり前ではなくなりました。意識改革を訴えていきたいと思います。
参議院議員 中西けんじ(神奈川県選出)