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国際金融のプロ。最前線にいたからワカル!日本のココが変!

2021年10月23日 (土)

子育てに優しいキャッシュレス

20211011 自由民主オモテ面

わたしは若い頃にバイト先で「レジ締め」を任せてもらったのですが、あるはずのおカネがなかったり逆に余ったりと大変だったので「完全キャッシュレスの世界に行きたい」と思っていました。逆に、スイカやETCの便利さを経験したのに「券売機に並んだり料金所で止まったりする世界に戻りたい」などという人は、まずいないと思います。

 

現金を管理する手間やコストは大変なもので「1年間で1兆7000億円」という試算もあります。ちなみに、これには「盗まれたらどうしよう。落としたらどうしよう」と心配するコストやリスクは入っていません。そこで皆さんの生活をより安心で便利なものにするために、キャッシュレス化を積極的に進めるべきだと国会で取り上げてきました。

 

また、新型コロナによって感染症の恐ろしさを目の当たりにしたことから、現金に触ることを避けたいという方も増えていると思います。

 

そういった大きな話は当然なのですが、わたしはある個人的な経験からも是非キャッシュレス化を進めたいと思っています。

 

それは「子供を連れて買い物をする時のストレスが明らかに下がる」ということです。

 

もう成人していますし、さらに孫も生まれていますが、わたしには二人の娘がいます。小学校に入るぐらいまでは、この二人を連れて買い物に行くとそれは大変でした。小さな子供と出かける時には、手を空けていないといけませんよね。一人なら片手、二人なら両手でしっかりと手をつないでいないと、糸の切れたタコみたいなものですから。これはウエストポーチやリュックを使ってクリアできました。

 

鬼門だったのはレジです。

 

片手でポケットから財布を出すことはできますが、そこから片手でお札や小銭を取り出せるのはとても器用な方です。さらに受け取ったおつりを片手でしまうことができたら、プロの手品師としてデビューできるかもしれません。

 

わたしはフツーのお父さんでしたから、仕方なく子供の手を離したのですが、犬が散歩していたら「あ、ワンワン!」、サイレンが聞こえてきたら「あ、パトカー!」と言って走り出しますし、レジのそばにはなぜか子供が欲しがる小さなお菓子やガムが置いてありますから、、、

 

財布から現金を出して、数えて、渡して、おつりを受け取って、また数えて、財布にしまうまでの間、気になって仕方がありませんでした。まさに「子連れの買い物のストレス」です。もちろんカードやスマホのQRコード決済(わたしの時代にはありませんでしたが)でも手を離しますが、現金決済よりはるかに短時間です。

 

次の機会には「キャッシュレス化によって子育てのストレスが減る。これをおカネに換算するのは難しいが、、、」という質疑を是非やりたいと思います。

 

 2年後には孫たちを連れて買い物をしますから。

 

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