中西けんじ公式ホームページ(参議院議員:自由民主党 神奈川県選挙区)

活動報告

中西けんじの国政報告をはじめ、所属している各委員会での議論内容などについてご報告させていただきます。

国会活動

「0増5減法緊急改定法案」(18増23減法案)を提出しました!

2013年05月17日 (金)

 

本日、みんなの党は、衆議院選挙制度改革に関連し、私が取りまとめた「18増23減法案」を渡辺代表出席の下、国会に提出し、記者会見を行いました。

私はみんなの党の選挙制度改革本部長として、これまで衆議院選挙制度の与野党実務者協議に出席してきましたが、その中でも、衆議院選挙制度改革においては「一人一票全国集計比例代表制」の導入を主張し、定数を480名から300名にするとともに、一票の格差の是正ではなく、格差の廃止をすべき、との主張をしてきました。

しかしながら、最高裁の違憲状態判決を踏まえた一票の格差是正が求められる中、昨年末の突然の衆議院の解散により1ケ月後には選挙が実施されるという状況の中、選挙前に格差是正の姿勢を示すべきとの観点から、みんなの党も、緊急格差是正としての「0増5減法」に、緊急避難措置として賛成しました。

しかし、その後、今年に入って、年末に行われた先の衆議院選挙をめぐる一票の格差訴訟が提起され、各地の高裁で違憲判決が出されました。多くの高裁で違憲判決が相次ぎ、しかも3つの高裁では「0増5減では最高裁判決の趣旨に照らして不十分」との判示もなされたことは皆さんご存知の通りです。

何故そのような判示がなされたかといえば、最高裁判決では、それまでの定数配分の前提としていた「各県にまずは1つの議席を与えた上で人口比例により議席を配分する」という「一人別枠方式」を見直すべきとしていたにもかかわらず、「0増5減法」では条文上は一人別枠方式の廃止を謳っているものの、人口が一番少ない鳥取県の議席は2のままとするという「恣意的な」前提から始まって格差を2倍未満にし、実質的には一人別枠方式を維持しているものであるからです。

加えて、区割変更は平成22年の国勢調査人口に基づいて行われるのですが、その区割案を現在の人口に当てはめてみると実に10近くの選挙区で既に最高裁が基準として示した2倍の格差を超えているという実態も明らかになりました。裁判所判決は国勢調査人口に基づいた格差で出されているのではなく、選挙当日の有権者数で出されていますので、この区割のまま選挙を行えば、違憲判決が出されるのか明らかであり、場合によっては最高裁で選挙無効と判断されることもありえる案ということになるわけです。

「0増5減法」に基づいて区割審議会が勧告した区割改定案が、先月、与党が圧倒的多数を占める衆議院を通過し、自民党から「参院で否決されても衆議院で再可決すればよい」との声も聞こえ始める中、与野党協議の場では、各党が定数削減を含む抜本改革の独自案をお互いに主張しているだけで、話しの進展や合意はとても困難な状況が続いていました。

この状態を続けていては、結局この0増5減に基づく区割案が、参議院でも何の野党の具体的な対案もないままに審議され、たとえ参議院で政府案が否決されても、衆院で再可決されてしまうこととなり、まさに「国会の不作為」「良識の府である参議院の敗北」である!「0増5減」が衆院を通過した今、まずは司法から是正を要求されている「格差是正」を最優先事項として、不十分・恣意的な格差是正案である「0増5減」に代わる対案を野党でまとまって参議院で審議できないか!との思いが強まり、私自身が主体的に動いて今回の法案を具体的に作り上げ、党内の意見集約を行い、今回提出に至ったものであります。

0増5減区割りが国会で成立してしまうことが現実味を増している中、不十分ではあるが、違憲状態のそしりを受けない「より質の良い」この法案は、他の野党も乗りやすい内容となっているのではないかと考えています。

単純に人口で比例配分すれば1議席となる鳥取県は石破幹事長のおひざ元、人口流動次第ではいつ1議席になってしまうかわからない島根県は0増5減法をとりまとめた細田元幹事長のおひざ元ということを考えれば、如何に0増5減が「恣意的」なものかがお分かりになると思います。

本法案が参院で可決しても政府は衆院で再可決するかもしれませんが、そうなればどちらの案が司法判断に沿ったものなのか、恣意性のない素直な案なのかが、多くの報道で国民の知るところとなり、参院選での大きな争点にもなるとも考えています。

何とか他野党の協力を得て、参議院での審議入り、成立を目指し、私自身も他野党に協力を呼び掛けているところです。

法案の概要はこちら

法案の要綱はこちら

法案の条文はこちら

0増5減法との対照表はこちら

 

メディアリンクはこちら »

カテゴリ

地元活動はこちら
このページのトップへ