中西けんじ公式ホームページ(参議院議員:自由民主党 神奈川県選挙区)

2012年09月06日 (木)

9/5 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会報告

問責決議案が参議院で可決し、多くの委員会での審議がストップしている中、民主党と自民党が共同提案した参議院選挙制度改革に関わる審議が、政治倫理の確立および選挙制度に関する特別委員会で行われ、これまで党を代表して選挙制度改革協議会に参加してきた立場から質問に立ちました。

そもそも、本法案は、衆議院選挙制度改革を民主党が衆議院本会議で強行採決したことなどを理由に、自民党が問責決議案を提出した8/28の同じ日の数時間前に、民主党と自民党が共同で国会に提出をしたものであり、自民党のこうした対応は理解しがたいものがあります。

その上、今度は民主党が、参議院選挙制度改革の審議を行うに当たっては、先に与党単独で強行採決した衆議院選挙制度改革もパッケージで本委員会で行うべきと主張したことから、野党が反発し、一時は本委員会の開催が困難という状況にもなりましたが、最終的には民主党が折れて、参議院選挙制度改革法案のみを審議・採決するということで開催されることとなったものです。わざわざ野党が反発することをあえて主張し、最後はそれを取り下げるという民主党の「時間稼ぎ」戦略にも辟易します。

民主党は、衆議院では「定数削減」は民意として一票の格差是正とのパッケージ提案にこだわり強行採決まで行う一方、参議院の選挙制度改革案には「定数削減」がまったく盛り込まれておらず、衆議院の解散先延ばしの為に、衆議院選挙制度改革で定数削減にこだわったのは誰の目にも明らかです。

本日の委員会でも、そうした民主党の「理屈なき」法案に対して、何度も質問をしましたが、納得できる回答は何一つ得ることができませんでした。民主主義の根幹である選挙制度を党利党略のための「政争の具」に使い、民主主義をないがしろにするこうした行動は許されるべきものではありません。

採決では民主党・自民党等の賛成多数で可決され、本会議に上程されることとなりましたが、採決前に党を代表して反対討論を行いました。

以下、本日の質疑の概要と、反対討論の全文を掲載します。

【質疑概要】
○なぜ、自民党は、特例公債法案や衆議院選挙制度改革を民主党が衆議院本会議で強行採決したその日に、わざわざ共同で本法案を提出したのか。自民党の法案発議者に伺う。

(溝手参議院議員:自民党)我々の身分に関するものは、問責決議とは超然としたものであり、早い段階で民主党案に同意していたこともあり、提出に対して結構だと返事をした。

○問責決議ではなく、衆議院選挙制度の強行採決と同じ日ということを申し上げている。問責に関しても、わずか数時間後に提出するとわかっている中での共同提出であり、国民の目からは分かりにくいということは否めない。

○民主党は衆議院では「定数削減」は民意として、一票の格差是正とのパッケージ提案にこだわる一方、本法案には何故「定数削減」が盛り込まれていないのか。

(一川参議院議員:民主党)衆議院ではそういう議論。参議院協議会の座長として、協議会の議論の中でひとつの成案を何とか取りまとめる役割を果たしておきたいということで進めた。定数削減を座長という立場で徹底的に議論するのは難しかったということ。今国会中にひとつの成案を得るということで各会派が議論しており、最大公約数を作り上げた。しかし色々と課題はあり、引き続き議論をするということを明記しておきたいということで今回の法案の提出となった。

○民主党はマニフェストで衆議院は80名削減、参議院は40名程度削減と明記していた。私は両方の協議会のメンバーであったわけであるが、座長が私案を出すというのは衆議院も参議院も全く同じであった。ところが片方ではマニフェストの削減をある程度実現しようという案を出しながら、もう一方では定数削減を出さないという大きな違いがあることをどう説明するのか。

(一川参議院議員:民主党)衆議院には参議院のように正副議長、会派の会長の下での検討会という組織はない。検討会の下の協議会を設けて議論をしてきたわけであり、衆議院がそうだから参議院もというのは少し違うと思う。一つの成案を得たいということで、私なりの努力をしてきた。

○成り立ちが違うというのはその通りであろうが、マニフェストに書いてあることは守らなくて良いということなのか。民主党の座長として、あるいは参議院幹事長として伺っている。

(一川参議院議員:民主党)マニフェストをあきらめたわけではない。今後の検討の中で定数削減を含めて議論をすべきと考えている。

○もしその思いを強く持っているのであれば、何故今回の法案には、検討の条項に「定数削減」という言葉すら盛り込まれていないのか。「選挙制度改革等」の「等」にに含まれているということであろうが、なぜ「定数削減」という言葉をはっきりと書かないのか。

(一川参議院議員:民主党)各会派の中には定数削減に反対のところもあり、一方的に定数削減という表現をいれるのは書きづらかったということ。ご理解いただきたい。

○やる気があるのであれば、座長私案にははっきりと明記し、それを議論すべきであったと考える。
○前回2010年に行われた参議院選挙時の格差に関する高裁判決では、18件のうち違憲状態9件、違憲3件の判決が出されている(合憲6件)。違憲状態あるいは違憲とした判決においては、具体的な格差の数値に言及している判決も数多く見受けられる。
例えば
・「国会は、少なくとも、参議院議員選挙法の制定時点における最大格差1対2.62を拡大しないよう不断の立法上の配慮をすべきであったと考えられる」(東京高裁2010.11.17)
・「最大格差の許容限度は1対3程度以内と考えられる」(広島高裁岡山支部2010.12.16)
・「最大格差が2倍を超えれば相当の慎重さを要求されるものというべきであるし、これが4倍を超えるに至れば、もはや誰の目にも明らかという意味で顕著な不平等が生じている」(高松高裁2011.1.25)
かかる中、民主党発議者は、5倍以内であれば違憲ではないと先に答弁しているが、自民党発議者も同じ認識か。

(溝手参議院議員:自民党)5倍とはっきりと認識しているわけではないが、今回の提案で何とかクリアできるのではないかと思っている。これまでの最高裁の判決の流れの中で、今回の判断が容認されると思っている。

○前々回の2007年の参院選挙に関して、最高裁は2009年9月30日に、当時の最大格差4.86は違憲とはしなかったものの、「大きな不平等があった」としている。4.86が「大きな不平等」とされたわけであるが、今回の法案の格差は4.75である。全国の高裁で4倍以内とか3倍以内とかいう目安の数値が具体的に言及されている中、普通に考えれば最高裁が再度「大きな不平等」とする可能性が高いのではないか。

(一川参議院議員:民主党)最高裁の判決を一つの目安として、当面の措置としてまずは5倍以内に持っていくべきと考えた。しかしこれで十分とは全く認識してはいない。格差是正をどの具合を目標にしていくのかということについて、参議院の選挙制度全体の問題を議論する中で行っていくべきということで附則の中に書いた。

(溝手参議院議員:自民党)選挙まで一年を切ったということも頭の中にあった。次のステップに向かうことを法律に書き込むことで何とかクリアできると判断した。

○今年10月か11月にも示されるかもしれない、先の参院選挙に係る最高裁の判決で、「一票の格差」に関する何らかの指針が示され、その指針に抵触をした場合、再度法改正をしなければならないという考えか。

(一川参議院議員:民主党)違憲的な判決が下されないことを願っている。国会の場で問題意識を持って各会派が議論を重ねてきた経過というのものは、私は司法も理解していただけると思うし、そういう中でいろいろな課題があるので、引き続き抜本的な見直しに向けて協議会の場で議論を続け、次々回の選挙までに成案を得るということを附則に盛り込んでいる。

○最高裁が何か指針を示したとしても、国会は議論をしたんだからこれで行きますという意味か?

(一川参議院議員:民主党)検討会、協議会の場で判決の中身をよく議論していく必要があるだろう。いつ法改正が必要なのかについては、構成メンバーで大いに議論していただくということになろう。

○最高裁判決が出た際に再度我々もしっかりと提案をしていきたい。
○今回の案では前回選挙の際の格差5.124が4.746に僅かに減る程度である。これまで積み重ねてきた各党間の話し合いの中で、そもそも民主党は2.967、自民党は4.481という格差になる案を示していたにもかかわらず、そうした格差是正案よりも今回の法案の方が格差が大きいということをどう説明するのか。これでは「最大公約数」ということにはなっていないのではないか。

(一川参議院議員:民主党)各会派からの改革案を踏まえた議論を積み重ねてきたのは事実。いろいろと議論をお聞きする中で、当面の是正策を考えるにあたって、抜本的な改革を控える中で、あまり影響を受ける範囲を広げない方が良いと考えた。そういう中で、違憲状態とならないようにするに考えた結果「4増4減」となった。前回見直しは群馬・栃木が減員区となり、その件の人口が200万人台ということも参考に、ほぼ人口が似通っている福島と岐阜を減員区として扱うのはバランス上良いのではないかということでこういう提案となった。しかしこれで十分とは考えていない。

○民主党が本気で格差是正や定数削減をしたいということであれば、衆議院の選挙制度改革案とこれほど違う対応になるのは理解できない。

【反対討論(全文)】

みんなの党の中西健治です。私は「公職選挙法改正案」に反対の立場から討論をさせて頂きます。

今般の参議院選挙制度改革にかかわる本法案は、これまで与野党で協議を重ねてきた議論を踏まえることなく、また故西岡武夫前参議院議長が与野党協議を通じて示した試案、さらには前回選挙での高裁判決や前々回選挙における最高裁判決に応える案となっておらず、一票の格差の是正は中途半端、定数削減はゼロという、どこを見ても賛成する要素のまったくない法案であります。

みんなの党は住むところによって差別が生じている一票の格差の「是正」ではなく、格差の「廃止」を掲げ、一票の格差廃止と定数削減とを同時に実現できる実現できる「完全一人一票比例代表制」を提案してきており、今回の「4増4減」という小手先の対応では一票の格差は現行の5.124が4.746になるだけであり、しかも定数削減はゼロ、検討事項にも定数削減を明記していない本法案の内容はまことにお粗末です。

民主党は衆議院選挙制度改革にあたっては「定数削減は各党が訴えたことであり、国民の期待も大きい」として、野党が呑めない案を衆議院に提出し、与党のみで強行採決をしたにもかかわらず、その後自民党と一緒になって提出した本参議院選挙制度改革案は定数削減が何も行われていないという相矛盾する行動を行っており、民主主義の根幹をなす選挙制度の改革を、衆議院の解散・総選挙を先送りするための党利党略に使っていることは明らかです。

こうした民主主義をないがしろにする行動に対して強く抗議をするとともに、衆議院選挙制度改革法案をめぐっての民主党の議会運営を理由の一つに内閣問責決議案を提出した自民党が、その問責決議案提出の数時間前に、本法案を民主党と共同で提出をしたということに対しても、国民はしっかりとそうした一貫性のない行動を見ているということを申し上げて、私の反対討論とさせていただきます。

2012年09月06日 (木)

駅頭 新子安駅

一昨日は朝晩だいぶ涼しくなってきたと書きましたが、今日は朝から気温が高かったですね。

新子安駅に毛呂武史衆院支部長、平野和之市議とともに立ちましたが、

シャツだけでなくスーツまで汗でビッショリになってしまいました。

戦後3番目に会期が長かった今国会も、平日は2日間を残すのみとなりました。

明日は閉会手続きが行われることになります。

 

2012年09月05日 (水)

9/5(水) 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会で質問に立ちます!

9/5(水)参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会で参議院選挙制度について中西けんじが質問に立ちます。

 

■15:40~16:00 (予定)

与野党協議が整っていない為、質問時間は前後する事がございますので、お気をつけ下さい。

 

公職選挙法改正案について定数削減や一票の格差について質します。

全会派の質疑終了後、公職選挙法改正案に反対の立場から討論に立ちます。

 

 

NHK中継はございませんので、是非、以下の参議院ホームページよりご覧ください。

(終了後もご覧いただけます)

http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

2012年09月04日 (火)

駅頭 新百合ヶ丘

朝晩は涼しくなってきましたね。新百合ヶ丘駅で行った朝立ちは汗もかかず快適でした。

いろいろと回りが騒がしくなっていますが、変わらずに自分自身ができることをやっていこうと思います。

2012年09月02日 (日)

楠県議 イベント

楠りえこ県会議員が主催する第1回カラオケ大会で浅尾慶一郎衆院議員とともに挨拶をさせていただきました。

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