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国際金融のプロ。最前線にいたからワカル!日本のココが変!

2016年12月01日 (木)

金融リテラシーの向上を(毎月分配型投信の問題点)

「100万円の投資ですね。毎月1万円の分配金をお受け取りいただけます」
 
(その1年後)
 
「残高(元本)は84万円です。当初の手数料3万円と年間の管理料1万円、それに毎月の分配金12万円を差し引いた金額です」
 
今日の日経新聞の記事を要約すると、こうなってしまいます。毎月分配型投信が「資産運用に不向き」なことは、専門家が口をそろえて指摘しています。ただ、「元本を取り崩しているとは知らなかった」「定期預金の金利と勘ちがいしていた」という方がいることも事実です。
 
販売を規制する訳にはいきません。しかし、金融リテラシーの向上を図り、「元本を取り崩して分配金の支払いに充てる投信が純資産残高の上位に並ぶのは、日本特有の現象だ」という状態は解消したいと思います。

 

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毎月型投信の分配金「過半は元本から」8割 低金利響き運用難 (日本経済新聞)

参議院議員 中西けんじ(神奈川県選出)

 

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